総務大臣へ【別居親への差別解消】求む!新聞社・テレビ局の「DV等支援措置」について正しい報道
総務大臣へ【別居親への差別解消】求む!新聞社・テレビ局の「DV等支援措置」について正しい報道
- 提出先:総務大臣
活動詳細
※ぜひコメントも!みなさんの「声」は国会議員にもお渡しします!
NPOキミトの実績と署名活動目的
1)NPOキミト「親子断絶問題」の取り組み実績
NPOキミト(以下、「弊会」)は「親子断絶問題」に取り組み今年で5年目になります。
<NPOキミトの主な実績>
・ヒアリングした当事者数400人
・その声を届けるために国会議員事務所を訪問した回数は2千回
・直接お話しした国会議員は50人以上
・裁判所での離婚事件調査件数(離婚裁判の傍聴と記録閲覧)約500件
・書籍『家裁のデタラメ』出版
(令和4年8月~令和8年10月上旬)
2)署名活動の目的:別居親への差別問題解消へ
弊会は令和5年12月から約2年半に渡り、「親子断絶問題」の中でも当事者を追い詰める「別居親への差別問題」の解消に向けて総務省に対して報道機関に「支援措置」についての正しい報道を促すよう提言し続けており、国会議員のお一人にも協力していただきました。しかし、総務省は一向に対策をする様子はありません。
そこでみなさんのお力を借りるために署名活動を立ち上げました。
「別居親への差別問題」
■子どもと引き離された人たちの23%が体験している「支援措置」
弊会が令和6年に実施した「実子誘拐被害調査」によれば約23% (118人/回答者509人) の人が相手から「DV支援措置をされていた」と回答。
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■学校や園でDV加害者扱いをされ行事参加も許されない
弊会が4年間計400人の当事者にヒアリングすると以下のような声を多く聞きました。
”帰宅するともぬけの殻で警察に届け出ると"安心していいから"と詳細も教えられず追い返されました”
”いつものように子どものお迎えに保育園に行くと
"退園しましたよ"と態度が冷たく、あとで知ったのは私は夫/妻にDVしていたことになっていました”
”就労ビザ取得で会社側から配偶者の戸籍の附票を求められ役所に行くと
"不開示"と。驚き調べたら知らないうちに支援措置をされていました ”
POINT
「警察に追い返される」
「保育園や幼稚園、学校、学童の職員からDV加害者扱いされる」
「知らないうちに支援措置をされている」
この苦しみは男性だけではありません。 女性も同じです。
”子どもと会えない母親なんて、不倫か虐待をしたに違いない―― そんな冷たい目に耐えられず、死を考えたこともあります”
ある女性当事者の言葉です。
「親子断絶問題」の一つが社会が当事者を誤って「加害者」と決めつける偏見「別居親への差別問題」です。
別居親への差別による深刻な被害
■産経新聞『DV加害者扱い男性に謝罪 佐賀・白石町、裁判で和解』2026/4/21
「佐賀県白石町からドメスティックバイオレンス(DV)加害者と扱われ、妻や子の住所を秘匿する支援措置を不当に講じられたとして、神奈川県の50代男性が横浜地裁に提訴し、町が男性の名誉を傷つけ親権者行使を困難にしたと認める内容で昨年和解していたことが21日、町への取材で分かった。警察は支援の必要性を認めていなかった。町は謝罪した。」
(引用:
DV加害者扱い男性に謝罪 佐賀・白石町、裁判で和解 - 産経ニュース
)
弊会は今年4月に横浜地方裁判所でこの事件の第三者記録閲覧をしました。
POINT1:
令和4年5月に第1回口頭弁論が実施され終わったのが令和7年4月と約3年間かかっていました。期日の回数は15回以上です。
POINT2:
「和解条項」には、慰謝料等の損害賠償金はなく、①原告を加害者扱いした事実を認め②名誉感情を傷つけたことを陳謝し③かつ親権行使を困難にし遺憾の意を表する④今後の支援措置の実施上での要件の慎重な確認と不適切な支援措置の受付・実施をしない努力をする。
■3年裁判で闘っても
戻らない 「失われた親子の時間」
別居親である原告の裁判は約3年間と言う長期間に渡っていました。
しかし不当な扱いによって名誉を傷つけたことに対して謝罪は受けても損害賠償金はありません。そして、原告は行政によって不当に子どもから引き離された時間は戻ることはありません。
■別居親差別を強化する「支援措置」のリアル
日本では子どものいない別居親への偏見が固定化されていますが、支援措置という行政の対応がさらに「別居親への差別」を強化している現実がこの白石町の事件でわかります。
総務省への提言「報道機関に正しい報道を!」
■「支援措置の誤解につながる報道の是正活動」
弊会は令和5年12月に『全国1200自治体へ一斉郵送アクション』と題して「支援措置の正しい理解を促す活動」を実施しました。
その後、新聞社とテレビ局が、支援措置の申立て者情報の漏洩事件の報道時に「被害者」「加害者」と、まるで支援措置がDV認定制度かと読者・視聴者が誤解する内容で報道すると、行政にプレスリリース内容を確認した上で、各報道機関に対して「支援措置の正しい報道」をお願いしてきました。
取り組んで2年。今では「申立者」「相手側」という言い方に是正されましたが、それでもまだ不徹底です。
例えば、10月5日の毎日新聞はタイトルの冒頭に『DV被害者』、本文でも「加害者側」「加害者」と記載しています。
DV被害者などの情報漏えい、5年間で68件 報告怠る自治体も | 毎日新聞
「ドメスティックバイオレンス(DV)の被害者らの住民基本台帳の閲覧制限について、全国の自治体の誤交付による情報漏えいが過去5年間で計68件発生していることが、総務省への取材でわかった。同省は「誤交付を起こさないよう毎年各自治体に周知している」とするが、各市町村窓口で対応が徹底されず、加害者側からの請求に対して誤って交付するなどの事例が後を絶たない。」
※この件は、毎日新聞社に意見を入れましたのでくれぐれも担当記者さんへの強い非難等はなされないでください。
■総務省が動かない!「報道機関に対して是正を促してください」
弊会は、間違った報道がされた事件を計11件調査済みです。
調査結果に基づき自治体と報道機関に個別に是正を促しています。
また昨年から各報道機関だけではなく、総務省に対して「報道機関に支援措置についての正しい報道をするよう是正しください」と依頼をし続けています。ある国会議員にもお願いして総務省担当者に意見を入れてもらっているのです。
しかし、残念なことに、いまだに総務省が動く気配がありません。
総務大臣に求める対応
総務大臣に、別居親への差別解消のために、新聞社およびテレビ局報道機関に対して正しい報道を促すよう対策を求めます。
エールの使い道
【ご寄付は任意です】
署名だけでも大きな力になります。もしエールをいただける場合は、以下の活動に必要な費用として大切に使わせていただきます。
■国会議員陳情活動費
すでに与党議員4名に声を掛けており先んじて以下の主張に基づき「総務省が報道機関の是正に動くよう協力」をお願いしていますが、その他できる限り多くの国会議員に理解を促す陳情活動をしたいです。総務大臣を動かすために国会議員との繋がりを強めていくのは効果的です。
主張:
総務省は国民には選挙時のSNSデマがないよう言うのに、なぜ報道機関が国民の差別に繋がる間違いを報道しても何もしないのですか?
<予算5~10万円>
1)交通費2)印刷製本費3)郵送配送費
※そのほか、余った場合は、弊会の「親子断絶問題」の取り組み活動に充当します。
発起人プロフィール
特定非営利活動法人アートで社会問題を解決する会キミト
事務所:東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階
連絡先:infokimito@gmail.com
公式HP https://kimito.bitfan.id/
新着報告
先日は池下卓衆議院議員に陳情しました。来週はかだ由紀子議員にお会いします。
陳情用に原稿作成したので公開します。
第1 署名活動実施の背景
支援措置は本来「DVを認定する制度」ではありません。
しかし、自治体や報道機関の一部にはその点を誤って理解しているところがあり、その結果、支援措置を受けた側が偏見や差別的な扱いを受けてしまうことがあります。こうした偏見や差別は、最終的に「親子断絶」を生む一因にもなり得ます。
弊会は約2年にわたり調査と是正の働きかけを続けてきました。その中で、自治体の認識は徐々に改善されてきましたが、報道機関の理解はまだ十分に改まっていません。
そこで、総務省が報道機関に対して正しい説明を促す必要があると考え、今回の署名活動を始めました。
第2 署名活動で訴えたいこと
(1)支援措置とは
令和8年4月15日付の総務省の通知(総行住第60号)によれば、『ドメスティック・バイオレンス、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の
被害を申し出た者のうち、支援の必要性が確認された者の保護のための住民基本台帳事務 における支援措置(以下「支援措置」という。)』とあり、“被害”は裁判所が認定した被害ではないことがわかります。
つまり、支援措置とは、DV認定制度ではありません。
(2)弊会の4年以上の調査で分かった支援措置の被害
弊会は令和4年8月から今まで4年以上に渡り「親子断絶問題」の調査をしていますが、当事者にヒアリングすると身に覚えのない支援措置をされていた話を頻繁に聞きます。そこで令和6年に「実子誘拐被害調査」をしたところ回答者509名のうち118名(全体の約23%)が「DV等支援措置をされていた」と回答。
また、愛知県半田市の和解判決、佐賀県白石町の和解判決、令和2年の名古屋高裁の判決といった判例からも、支援措置を不当にされた当事者が人格的利害を著しく害されていることがわかりました。
DV加害者との偏見に基づく差別がもたらす当事者の精神的被害、そして園や学校の行事参加を拒まれる親子断絶の被害は早急に解消されるべき問題です。
(3)支援措置についての自治体と報道機関の誤認識
弊会は令和5年12月に全国1200自治体に一斉に郵送で支援措置による被害についての情報提供と支援措置の認識がどの程度かをアンケート調査しました。
回答した自治体のほとんどは正しい認識でしたが、一方で「支援措置の漏洩事件」の報道では「被害者」「加害者」と決めつけた内容ばかりだったため、自治体のプレスリリースがそうなのか報道機関が間違えているのかを調べることにしました。
このアンケート調査は弊会が自治体によって認識に差があるのではないか、報道機関の誤報は重大問題だとの認識に至る大事な調査になりました。
第3 調査と各結果
1、報道関連の調査について
(1)調査テーマ『支援措置についての自治体及び報道機関の認識について~プレスリリース・ニュース記事の調査結果より~』
(2)調査目的:支援措置についての認識調査(”DV認定制度”と誤認してないか)
(3)調査期間:令和6年12月~令和8年10月
(4)調査対象「支援措置の漏洩事件」に関する以下の計11件に関する各自治体のプレスリリース等と報道機関のニュース記事内の「被害者」「加害者」等の表記の有無
(5)調査方法:自治体については、プレスリリース内容または電話取材で、報道機関については報道記事内に、「被害者」「加害者」の文言や発言があるかどうかをチェックする。
(6)その他:自治体が正しいプレスリリース等をしているにも関わらず報道機関が違う表記等をしている場合は、その自治体に電話取材をして事情を聴いた。
<「支援措置の漏洩事件」に関する計11件>
1)岡山市の漏洩事件(令和6年12月12日発表)
2)千葉市の漏洩事件(令和7年9月19日発表)
3)奈良市の漏洩事件(令和7年10月6日発表)
4)目黒区の漏洩事件(令和7年10月8日発表)
5)川崎市の漏洩事件(令和8年3月25日発表)
6)愛媛県東温市の漏洩事件(令和8年5月26日発表)
7)長野市の漏洩事件(令和8年6月11日発表)
8)京都市南丹市の漏洩事件(令和8年7月23日発表)
9)埼玉県中央区の漏洩事件(令和8年8月31日発表)
10)埼玉県浦和区の漏洩事件(令和8年8月31日発表)
11)全国の情報漏洩件数について(「毎日新聞」令和8年10月5日報道)
2、調査結果
■概要
調査当初の令和6年では自治体が「被害者」「加害者」と記述していましたが令和8年の現在はほとんどの自治体の認識は正しくなり、プレスリリースや記者の問合せで「被害者」「加害者」の言葉を使用することはなくなりました。報道機関もその後、改善されています。これは自治体の認識の是正が報道機関の是正に繋がったと言えます。
しかし、それでもまだ某新聞社(「「支援措置の漏洩事件」に関する計11件」の11、を参照)がタイトルの最初に「被害者」とするなど、報道機関は不徹底です。
また、今年に入って目立つのは、支援措置の申出者の情報漏洩による引っ越し代等(約100万円)を自治体がすみやかに弁済するというニュースです。自治体の弁済に至るまでの判断はDVが実際にあったかどうかの精査プロセスは見受けられず、申立側の弁護士の要求通りに調停または協議レベルで決定していることが自治体への電話取材で分かりました。
■問題提起
―なぜ報道機関は改善しきれないのか?
弊会が自治体の担当者に電話取材を行った以下の結果をご覧ください。
(自治体への電話取材より)
・「戸籍課ではなく保育課がリリースの担当なので知らずに被害者・加害者と言ってしまった」
・「記者から使用してよいかどうか聞かれ漏洩した立場上使用不可だと強くは言えず押し切られるような場面もあった」
・「記者に質問されて知らずに被害者・加害者でよいと言ってしまった」
・「被害者・加害者と言う言葉を使った報道を見つけ訂正依頼をしてその報道機関は修正できたが、その他の報道機関まで対応しきれず報道されてしまった」
第4 弊会の主張「総務省による報道機関への是正の促しが必須」
民間団体の弊会が促すだけでは報道機関は動きません。やはり、総務省が報道機関に対してしっかりと間違いのない報道をするように呼び掛けることが欠かせません。
弊会は1年以上に渡ってそのことを総務省にお願いし続けてきましたが、残念ながら、総務省が動いた形跡はありません。
総務省は国民に対しては選挙時のSNS上のデマがないよう呼び掛けていますが、しかし、報道機関に対しては国民が苦しむの要因になり得る間違いであるにもかかわらず是正を呼び掛けないのはなぜでしょうか。
弊会は、総務省は、国民への表現抑止をするのと同様に、報道機関の間違いの是正を促すべきだと考えます。
終章 所感(新たな問題点)
<支援措置を掛けられた側が裁判で被害が認められた2事件>
1)名古屋高裁 令和2年(ネ)第701号
2)横浜地裁 令和4年(ワ)第869号
今年に入って、支援措置の情報漏洩によって引っ越しを余儀なくされた申出者側に対して自治体が損害を約90万円をすみやかに支払うという報道をいくつも見かけます。
それに対して、上記の2つの事件の相手方の被害については、(1)は認められた損害金額は5万円、確定判決を得るまでに掛かった裁判期間は原審の平成30年から高裁判決の令和3年4月まで4年ほどの年月が掛かっています。(2)は和解判決でしたが損害賠償金はなし(謝罪のみ)で、掛かった年月は3年です。
情報漏洩による被害も深刻であるし、DV加害者と誤解され子どもと会せててもらえなかった人格的利益の害も深刻です。
同じ深刻な事案であるにも関わらず、自治体は後者については訴訟で争い長引かせ、そして裁判所は損害金を認めたとしても認容額は非常に低額です。
このことも弊会は支援措置についての自治体の在り方に対して問題だと認識し始めています。
メッセージ
日本はこれまで、多くの大切なものを失ってきました。
暮らしの安心、豊かな自然、受け継がれてきた文化。失ってからでは、取り戻せないものがあります。
私たち一人ひとりに大きな権力はありません。けれど、誰にでも社会を動かせる力があります。それが「声」です。
声を上げなければ、何もなかったこととして社会は進んでいく。でも、一人の声にもう一人の声が重なり、何千、何万となれば、社会を動かす力になる。
黙って大切なものを失うのではなく、私たち自身の声で、日本の未来を守りたい。私達は、その想いでVoiceを運営しています。
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