別所正浩
最近の検査法人の対応を見ていると、現場との感覚の乖離が大きくなっているように感じます。
検査の合否を判断する立場にあるためか、一部では経験の浅い検査官であっても高圧的、横柄と受け取られる対応が見受けられます。現場で申請や検査に携わる立場からすると、指導や確認を超えて、必要以上に権限を振りかざしているように感じる場面もあります。
検査法人は、もともと国土交通省が担っていた検査業務を効率化やコスト削減の観点から切り離し、独立行政法人として設立された経緯があります。しかし現在では、本来求められていた効率化や利用者サービスの向上よりも、組織維持や既得権益の確保が優先されているのではないかと感じる。