佐藤 健太
最優先は、信教の自由よりも治安と公共の福祉だと考えます。自由は無制限ではなく、公共の安全や福祉を毀損する行為があるなら是正が求められ、必要に応じて法に基づく対応も検討されるべきです。これはイスラム教に限らず、全ての宗教・団体に共通する原則です。
国内でも、オウム真理教のように社会の安全を直接侵害した事例があり、旧統一教会を巡っては、多数の被害や生活破綻が社会問題として論点化してきました。宗教一般について、事後対応ではなく予防的に論点整理すべき教訓だと考えます。
加えて海外では、イスラム教の教義・慣行を根拠として世俗法や社会規範と衝突が生じる局面、あるいはイスラムを掲げる過激主義による深刻な治安上の問題が現実に指摘されています。これらに目を瞑るのではなく、事実に基づいて衝突し得る点を洗い出し、必要に応じて是正を求められる状態を整えることが、最悪の事態を未然に防ぐ上で重要だと考えます。
現在のように、問題が起きてから自治体や現場が個別に判断する場当たり的な対応では限界があります。国が中立に実態把握と論点整理を進め、判断基準と運用を透明化する調査研究を急ぐべきです。
また、調査研究の結論が出て一定の制度・運用基準が整うまでの間、行政判断は原則として暫定的な「一時対応」にとどめ、期限や見直しを前提に、後から検証・是正できる形にしておくべきだと考えます。先に既成事実を積み上げた側が「やったもん勝ち」になり、元に戻せない状態を作ることは、住民側にも信者側にも不利益になり得ます。
以上を踏まえ、本署名の趣旨に賛同します。